爬虫類・両生類オフ会

爬虫類・両生類のオフ会・タートルミーティングの企画・イベント出展

◇ブリーダーズサークル ニュース10号◇

◇ブリーダーズサークル ニュース10号◇

 目 次 「水棲亀の産卵間隔」

水棲亀は、1シーズンに数クラッチの産卵をします。(産卵回数の事をクラッチと言う言い方をします)なぜ、クラッチを分けて産卵するのか?たぶん、温度性決定とういう特殊な性決定をすることも関係しているのかなって考えています。シーズン最初の頃は温度が低く=オスになる確率高い、夏に近づくにつれ温度が上がる=メスになる確率が高くなるからかなと。まぁ、温度性決定じゃない種も数クラッチの産卵がありますが。

産卵を無事に終えたメスには、ちょっと良い餌をあげて、栄養補給、次の産卵に備えてもらいましょう。「え?、次の産卵?それはいつですか?」って質問が聞こえてきそうですね。

2018年のデータ
 ・メス親1 3/8:4個 3/27:4個 4/10:3個 5/3:6個
2019年のデータ
 ・メス親2 2/25:3個 3/19:8個 6/1:7個
2020年のデータ
 ・メス親3 2/14:7個 3/11:6個 4/2:7個 4/26:5個 5/17:6個 6/6:4個
 ・メス親4 3/13:4個 5/8:6個   6/4:6個
2021年のデータ
 ・メス親5 3/28:4個 4/19:4個 

となっています。うちの飼育環境の場合は、産卵しそうなメス親を産卵場に誘導して産ませてますので、2~3日我慢していた日もあると思います。この結果をどう読み取るか。年によって気温の差が多少あったり、餌の与えてる量が異なっていたりすることもあると思います。順調に考えれば、3週間から4週間程度が産卵間隔ってことになると思います。

大事なのは、そのメス個体の状態をよく見ることです。上のデータは結果を並べただけです。そのタイミングで産卵場に誘導する観察(メス親の産卵兆候を見る)があったから無事に産卵させる事ができたのだと思います。(産卵場に誘導しても空振りって事もありますが)

産卵後には、栄養を考えた餌を適量与え、頻繁な日光浴も必要だと考えます。今が産卵シーズンです。次の準備をしながら、どのような餌が良いのか、考えるのも良い時期だと思います。

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※産卵場を掘り進める時は少しいずつ、思いのほか底にあります。

◇「ブリーダーズサークル」=「ガレージセール」に出品参加してくれているブリーダーをこのように呼ぶ事にします。このメンバーは固定的なものでなく、都度変わる事をご理解ください。

◇「ガレージセール」、「イベントの出店案内」だけでは面白くないかなと思って、もう少しだけ情報発信できるよう、不定期ですが「リーダーズサークル ニュース」をお届けします。

◇ガレージセールに自分も出展者として参加したいなぁ・・
実は、この問合せ意外に多いんですよ。理由は、
 ①亀好きな方々の集まる場所だから
 ②販売もするけど、相手とよく話して販売できるので、
  「売った」ってより、これからの育成を「託した」って感じが良い
 ③大きなイベントは面倒だけど、ここなら気軽に参加できるかな
まぁ、理由は人によって様々だと思いますが、出店者として参加したいなって考えているなら気軽の相談ください。メール:tohira_1017@yahoo.co.jp までお願いします。