◇ブリーダーズサークル ニュース6号◇
目 次 「ブリーディングローン」
「ブリーディングローン」?何ですか?って声が聞こえてきそうですね。
私が考えるブリーディングローンとは?
繁殖を成功させるために、成体のオスまたはメスを借りる事だと考えています。ペアを揃えて飼育していても、成体になるまでには、それなりの時間が必要です。長い時間の間には、冬眠明けでオスを殺してしまったとか、メスを・・・。って事も起こりますし、うちのペアは成熟しているけど、どうも相性が良くない。ペアだと思っていたら、両方ともにオスばっかりだった、またはメスばっかりだったなんて事もあります。
そんな時にオスやメスを借りる貸す事をブリーディングローンと言います。「ローン」と言っているので見返りがあります。貸した方は、繁殖が成功した暁には、ベビーで返すって事になります。
誰もが、ブリーディングローンができる訳ではありません。まずは、相手との信頼関係を持っているかどうかが重要なカギです。信頼のない人や付き合いの浅い人とはなかなか難しいです。
ブリーディングローンを実施するのは、幾つかの取り決めを最初に決めておく必要があります。
①期限、貸出をする期限を決める
→ 繁殖前の交尾時期と限定するなら、2週間から2か月ぐらい?
②繁殖成功時にベビーの分け方
→ 5:5、6:4など様々な形があると思いますが、最初に決めておくこと
③貸した生体の事故・死亡時の事
→ 生き物ですから、事故や死亡って事もありますので、その時どうするか
・信頼できる相手の飼育環境なので、責めないってのが基本かと思います
④貯精をどう考えるか
→ 亀は貯精できるので、翌年のベビーをどうすか?
・これも最初に決めておくことが大事です。
他にもあるかもしれませんが、最低限この4つの事は決めておくと良いと思います。他の事はお互いに話し合う、大事なのは予め決めておくことです。
例えば、繁殖した子亀は、5:5で決めていたけど、甲ずればかりじゃ・・・。選び方は、1頭づつ選んでいくってことも必要な要因かもしれません。
性成熟した成体って探してもなかなかいないし、居たとしても高額な場合が多いです。ブリーディングローンのような考え方であれば、相方を購入せずともに繁殖にチャレンジすることができます。こんな事をできるのは、普段からの人付き合いの賜物だと思います。ぜひ、亀友とのコミニケーションも大事にしましょう!
※ブリーディングローンの成功事例です。
※最初の子は、管理者からかな。初めて孵したベビーだからね。
◇「ブリーダーズサークル」=「ガレージセール」に出品参加してくれているブリーダーをこのように呼ぶ事にします。このメンバーは固定的なものでなく、都度変わる事をご理解ください。
◇「ガレージセール」、「イベントの出店案内」だけでは面白くないかなと思って、もう少しだけ情報発信できるよう、不定期ですが「ブリーダーズサークル ニュース」をお届けします。
◇ガレージセールに自分も出展者として参加したいなぁ・・
実は、この問合せ意外に多いんですよ。理由は、
①亀好きな方々の集まる場所だから
②販売もするけど、相手とよく話して販売できるので、
「売った」ってより、これからの育成を「託した」って感じが良い
③大きなイベントは面倒だけど、ここなら気軽に参加できるかな
まぁ、理由は人によって様々だと思いますが、出店者として参加したいなって考えているなら気軽の相談ください。メール:tohira_1017@yahoo.co.jp までお願いします。