爬虫類・両生類オフ会

爬虫類・両生類のオフ会・タートルミーティングの企画・イベント出展

◇ブリーダーズサークル ニュース7号◇

◇ブリーダーズサークル ニュース7号◇

 目 次 「産卵場の土と温め方」

ガレージセールの来場者によく聞かれる事があります、「産卵場の土ってどうしていますか?」です。

私の場合は、川砂と黒土、カブトムシの土を混ぜて使っています。カブトムシの土は保湿性が高いので良いかなって思っていますが、これは無くても大丈夫です。川砂と黒土の割合は種によって多少変えるのが良いんじゃないかと思っています。うちは、テラピンがメインなので、川砂7:黒土3ぐらいの割合です。湿らせて握って固まる程度、亀が穴を掘って崩れない程度の湿り気が必要です。アメリカハコガメとかだったら、川砂5:黒土5ぐらいで良いんじゃないかと思います。ある程度固まるけど、掘りやすいって感じです。

深さは、産卵する雌個体の甲長が目安の深さです。浅いと産卵しない場合もあるので、甲長程度の深さは準備しましょう。

ここからは、私の飼育環境を見ても気づいていない人が多いかもしれない、工夫のポイントです。実は産卵場の下にパネルヒーターを敷いています。これは飼育環境で見逃しがちな土中の保温のためです。産卵場に適した場所は、26度から30度程度の場所なので、飼育場の室温が26度あったとしても、産卵場の土の中は22度ー23度、またはもっと低い温度です。

もうひとつのポイントは、上部にも空間を作ってやるってことです。大きな産卵場を用意できれば良いのですが、なかなかそうもいかないものです。同じケースを重ねてやっても良いかもしれません。

そろそろ産卵かなって思いながら、なかなか産まないと思っている方は、産卵場の土の中の温度の確認をすると良いかもしれませんね。

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※土の中の加温のためにパネルヒータ、空間にも余裕があった方が良いかも。

◇「ブリーダーズサークル」=「ガレージセール」に出品参加してくれているブリーダーをこのように呼ぶ事にします。このメンバーは固定的なものでなく、都度変わる事をご理解ください。

◇「ガレージセール」、「イベントの出店案内」だけでは面白くないかなと思って、もう少しだけ情報発信できるよう、不定期ですが「リーダーズサークル ニュース」をお届けします。

◇ガレージセールに自分も出展者として参加したいなぁ・・
実は、この問合せ意外に多いんですよ。理由は、
 ①亀好きな方々の集まる場所だから
 ②販売もするけど、相手とよく話して販売できるので、
  「売った」ってより、これからの育成を「託した」って感じが良い
 ③大きなイベントは面倒だけど、ここなら気軽に参加できるかな
まぁ、理由は人によって様々だと思いますが、出店者として参加したいなって考えているなら気軽の相談ください。メール:tohira_1017@yahoo.co.jp までお願いします。