爬虫類・両生類オフ会

爬虫類・両生類のオフ会・タートルミーティングの企画・イベント出展

◇ブリーダーズサークル ニュース9号◇

◇ブリーダーズサークル ニュース9号◇

 目 次 「水棲亀は水深をとって泳がす」

基本水棲亀は、大きく分けると、陸棲傾向の強い水棲亀(ハコガメ、ヤマガメ等)と水棲傾向の強い水棲亀(一般的な亀、クサガメ、イシガメ、チズガメ、テラピン、ニオイガメ等)、完全水棲(産卵以外は陸場に上がらない)の水棲亀(ワニガメスッポンモドキ、スッポン、カワガメ等)に分けられます。

今回説明したいのは、水棲傾向の強い水棲亀です。一般的な亀になります。中でも泳ぎの上手な種もいれば、水中を歩くように泳ぐ亀もいます。

ショップでは、甲羅が浸かるぐらい水深でKeep(あえて飼育とは言いません)されていることが多いです。(ショップは販売するための陳列なので、その個体が良く見えるようにしているからです)その様子を真似て浅い水深で飼われている人もいるようです。

泳ぐタイプかどうかは、足の水かきをみるとよくわかります。足の指と指の間にどれくらいの膜(みずかき)があるかで判断します。泳ぐタイプの亀であるなら、水深をとって、泳がす事が本来の姿を見せてくれます。

ちょっと考えてみてください。自然の中では、浅いところもあれば深い(水深2m)ところもあります。そんな環境で泳ぎながら餌を探したり活動をしているので、それなりに深くても大丈夫です。気をつけたいのは、休める場所があるって事流木にしがみついたり、陸場にあがったりして休める場所に簡単にアプローチできる事です。

飼育環境下では、水深を1mもとるのはなかなか難しいです。ケージ(水槽等)を考えたら20cmから40cmぐらいがMAXかと思います。自然の環境ほどではないですが、飼育下でもできる限り水深をとって亀を泳がせてみてください。本当の亀の姿が見れると思います。(陸場に簡単にアプローチできる事は忘れないでくださいね)

甲羅が浸かるぐらいの水深では、その亀の本来の魅力の半分以下しか見れないと思います。

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※テラピンは手も足も水かきが発達しているので、泳ぐのが得意です。

◇「ブリーダーズサークル」=「ガレージセール」に出品参加してくれているブリーダーをこのように呼ぶ事にします。このメンバーは固定的なものでなく、都度変わる事をご理解ください。

◇「ガレージセール」、「イベントの出店案内」だけでは面白くないかなと思って、もう少しだけ情報発信できるよう、不定期ですが「リーダーズサークル ニュース」をお届けします。

◇ガレージセールに自分も出展者として参加したいなぁ・・
実は、この問合せ意外に多いんですよ。理由は、
 ①亀好きな方々の集まる場所だから
 ②販売もするけど、相手とよく話して販売できるので、
  「売った」ってより、これからの育成を「託した」って感じが良い
 ③大きなイベントは面倒だけど、ここなら気軽に参加できるかな
まぁ、理由は人によって様々だと思いますが、出店者として参加したいなって考えているなら気軽の相談ください。メール:tohira_1017@yahoo.co.jp までお願いします。