爬虫類・両生類オフ会

爬虫類・両生類のオフ会・タートルミーティングの企画・イベント出展

陸亀飼育を始める

「ガレージミーティング」や「イベント」にて、いろいろな方との会話は楽しいです。今回は、「陸亀飼育を始める」ってパターンのお話を。これは、大きなイベント(トウレプやJRS等)が多いかな。2021年から大きなイベントでは、自分の勉強(より多くの方とのコミニケーション)のため、あるショップのお手伝いをさせて頂ています。その時の会話です。

◇リクガメを初めて飼う(親子連れの方)
親子連れ、お父さん、お母さん、小学生高学年の男の子、そして妹の4人で来場されたました。男の子がリクガメを見つけて目が輝いてます。
私「亀好きなんですか?」
子「はい、好きです、飼いたいと思って来ました」
私「両手を広げてみて」
子「え?、はい。」
私「はい」と言って子亀を両手のうえに。この時は子供目線までしゃがんで渡します
子「可愛い、小さい、動いてる」
私「粗相したらごめんね」
子「大丈夫です」
親「わぁ、可愛い、絶対落とさないでよ!」
私「ちゃんと見てますから大丈夫ですよ」
親「ありがとうございます」
子「これが、飼いたい、自分が面倒みるからお願い」
親「本当に面倒みれる、何食べます?」
私「種に野菜・野草ですね」
親「野菜で良いんですか、どんな設備が必要ですか?」
私「ケージ、パネルヒーター、ライト、床材ですね」
親「いろいろ要るんですね」
私「やっぱり、暖かい飼育環境を作るので、それなりに必要です」
親「ここで売ってます?」
私「ここは生体だけなので、向こうで設備販売しています」
親「そこの買えるんですね」
私「はい、買えますよ」

こんな感じの会話は、大きなイベント時にはよくあります。亀に興味を持ち飼育をしてみたい。そんな思いからかと思います。この家族は、予め親子で話されて来場したとの事。本日飼うことをある程度決めてたとの事。

親「飼育設備一式買ってきました」:お父さんが持ってました。
私「え?、随分大きいの買いましたね」600×450の爬虫類専用ケージ一式
親「はい、どうせなら、買い替えるならこっちの方がお得かなと思って」
私「解りました。じゃ、個体を選びますか」
子「はい、選びたいです」
私 母親、お子様の手の上に数個体を乗せ、「よく見て、目が見てね」
親「目を見るって?」
私「目の力があるってのは元気な証拠、寝ぼけているのもいますが」
親「なるほど」
子「この子が良い、一番元気だし、目の力もある」
親「では、この子をお願いします」

追加での飼い方の説明と書類をお渡しして、終了です。最後に一言。

私「早めに帰って、暖かい飼育環境に入れてあげてください」
親「はい、直ぐに帰ります。ありがとうございます」
子「ちゃんと飼います」
私「うん、お願いね、頑張ってね」
子「はい」

会話の内容は、省略もしていますが、だいたいこんな内容です。こんな感じの方々は何組か来ることがあります。大事だなと感じたのは、来場前に家族で話して置くこと、本当に飼うことができるのか、興味だけじゃなく、終生飼えるのか、家族で話し合っていることです。特に小中学生のお子様だとそれが必要ですし、どうもこの家族を見ていると、お母さんにも「飼いたい」って気持ちがあったし、あまり口を開かなかったお父さんの顔も笑顔でした。

家族で、動物を飼う。1頭の生き物から得られる事は、1冊の教科書よりも沢山で大事な事を学べると思います。

この家族には、また、どこかで再会したいですね。

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